治療を受けている女性

偶然が呼んだ施術方法

歯磨きをする女性

インプラントとは「移植」「埋め込む」等の意味のある言葉です。歯の治療の歴史はとても古く、最古のインプラントは紀元前の古墳から発見された顎の骨で石や貝殻を加工したものが歯に埋め込まれていました。現在、単にインプラントと呼ばれるものは骨と直接結合する骨結合型インプラントを略したものを指すのが一般的です。これは、スウェーデンの学者が偶然に発見したことから始まります。ブローネマルク博士がウサギの骨にチタン製器具を埋め込んだ実験を行ったところ、終了後に埋め込んだ器具が骨としっかりと結合しているのを偶然発見しました。その後、この骨とチタンの結合状態の研究と実験を繰り返し、1965年にネジのような形のチタン製インプラント体を用いてヒトへの臨床応用が開始されました。その研究成果が骨結合型インプラントです。

歯をなくした場合の治療にはいくつかの方法があります。それぞれの違いを理解し治療方法を工夫することで多くのメリットを得ることが出来ます。インプラントの治療以外にブリッジや入れ歯があります。ブリッジのメリットは固定式なので違和感は少ないこと、入れ歯は健全な歯を削らずに治療できることと取り外し洗浄し清潔に保てることです。重要な耐用年数はインプラントの半永久的な使用が可能なことに対し、ブリッジは7から8年で入れ歯は3から5年で修理または新作を検討するのが一般的です。しかし、インプラントの治療期間は一年程度かかることもあり他の治療法に比べ長期時間の拘束を受けますしまた、保険適用外なので経済的な負担も大きくなります。どの方法が良いか十分検討が要りますが、歯を長持ちさせるために毎日の正しい歯磨きが何よりも大事です。